こんにちは、「南紀ローカル通信」の枯木屋ユージンです
今回は、白良浜での散歩についてお話ししようと思います。
何を今さら、という感じなのですが。
題して【大人の白良浜】です
散歩のための小旅行
白浜観光に来て、白良浜に足を運ばない人はいないと思いますが、どんな季節に来られているのでしょうか?
人数で言えば、海水浴が目的の真夏が圧倒的に多いのは間違いありません。
私は全ての季節の白良浜が好きですが、地元ゆえか、一番人が少ない真冬が特に気に入っています。
人が少ないことも理由ですが、ただ真冬が最も美しく感じるからなのです。
冬は空気も澄んでいるし、首を傾げたくなるくらい雨の日が少なくなります。
そんな時期の快晴の日に、白良浜を散歩してみてください。
おそらく南紀のイメージとしては、真冬でも大阪よりは暖かく思っている人もいるでしょう。
しかし、海を渡る北西の風が吹き始めると、台風並みに強い時もあって空気がからからに乾燥し、とても寒い。
でも、風の穏やかな快晴の日の白良浜は最高です。
もし視覚だけで判断したら、日差しの明るさは夏のそれと変わらないように感じます。
白い砂の反射だって眩しく、海の透明感も上がっている。
頬を刺す風は真冬の冷たさなのに、景色だけをトリミングして観てみると、なんだか南太平洋の海岸のよう。
自分は、熱いコーヒーが飲みたいのか冷たいビールが欲しいのか、錯覚を起こしそうです。
まるで、噓っぱちのCGのように思える景色。
出典: yukari harada Unsplash
頭上を跳ぶカモメの翼は、太陽の透過光としてフォルムを確認することができます。
真夏、暑くて人が多すぎて殺気だった観光地ではなく、どこか寂しく光り輝く観光地。
いかがですか? 夏を増幅させる時だけでなく、一度散歩で白良浜に行ってみませんか。
なお私は、白浜の観光業とは何の関わりもありません。
ではまた、次の記事でお会いしましょう
2022年7月18日 記
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