南紀ローカル通信

スキューバダイビングやキャンプ、映画や本などについて綴っています

潮岬灯台の日記

 

こんにちは、「南紀ローカル通信」の枯木屋ユージンです

 

八月の猛暑の日、初めて串本町の潮岬灯台に登りました。

 

和歌山県串本町、潮岬灯台

 

理由はいろいろあるのですが、地元にあるようないつでも行ける所には、なかなか行かないものです。

例えば私は大阪育ちですが、通天閣には一度も上がっていません。

今となっては後悔しています。ここ白浜にいて通天閣へ行くとなると、下手をすると一泊旅行になってしまうし、そこまでして訪れる観光スポットでもないので、もう通天閣には行くことはないでしょう。

 

串本町自体へは時々訪れます。

気候も景色もいいし、海ではシュノーケルしてもいい。橋杭岩と言う名高い写真スポットがあったり、キャンプも出来る。

スーパーに行けば、カツオやクジラの刺身が食べきれないほどの量、安く売ってたりします。同じ南紀と言っても白浜とは随分違う。

しかし通天閣のように潮岬灯台には行ってませんでした。

 

それで感想はと言えば、日本全国に数ある灯台と比べるとなんて事はありません。

特別なことは、本州最南端にある灯台というだけでしょうか。

 

しかし、この窓の景色。灯台の螺旋階段から撮影しました。

 

螺旋階段から観た風景

 

この時、不思議な感覚に囚われたのです。

暗く狭く暑くて快適ではない空間。外の風景が眼に入っても開放感がない。

でもすぐに、立ち去ることも出来ませんでした。言葉で上手く表現するのが難しい感覚。

 

翌日になって、何年か前に観た映画『ライトハウス』を思い出しました。

2021年公開 映画「ライトハウス」

 

1890年代のニューイングランドの孤島を舞台にした、二人の灯台守の物語。

ここではレビューしませんが、モノクロで心理サスペンスでホラーとも言える映画です。

カタルシスもなく、このような暗い映画のほうが印象に残るのは、私だけではないでしょう。

 

もしかしたらこの映画を観ていたから、こんな感情になったのかもしれません。

 

今回の観光、と言うより遠出の散歩ですが、私の中では良い思い出になるような気がしています。

どんな時にどんな感情が湧いてくるのか予測できません。

こんなささやかな記憶を少しずつ積み重ねていけたら、これはこれで幸せのような気もします。

 

高齢者の独り言

 

ではまた、次の記事でお会いしましょう

 

2024年9月 記

 

 

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